日本のお盆

2020/07/31
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例年になく梅雨が長引き、じめじめとしたすっきりしない日々が続いています。あっという間に7月も終わり、8月に入るとお盆の準備が始まるのではないでしょうか。今回は、お盆の始まりや意味などについてお話していきます。

 

 

お盆とは、正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と呼ばれ、亡くなられた方やご先祖様のたましいが、あの世からこの世に戻ってくる期間と言われています。故人が生前の多くを過ごした自宅でお迎えして、冥福を祈るとともにたましいを供養する機会となっています。

盂蘭盆会は、盂蘭盆経(うらぼんきょう)というお経に由来しているとされ、お釈迦様の弟子の一人にまつわる言い伝えを次のように表しているそうです。お釈迦様の弟子である目連が、地獄で逆さ吊りの刑を受けている亡き母のことを知り、母を救済する方法をお釈迦様に尋ねます。お釈迦様は、「多くの人に施しをすれば母は救われる」と告げました。目連は教えに従い、修行期間のあける7月15日に多くの僧たちに飲食物を捧げたことでその功徳を認められ、母は極楽往生をとげたそうです。それ以来、旧暦の7月15日はご先祖様に感謝をささげ、供養をつむ重要な日となったと言われています。

 

 

現代のお盆は、旧暦の7月15日に近い8月15日を中日とし、8月13日から16日にかけての4日間となります。過ごし方ややるべきことは、各地の風習などが加わったり、宗派による違いがあったりとさまざまです。一般的には、盆の入りである8月13日に迎え火を焚いてご先祖様のたましいを迎え、盆明けの16日に送り火を焚いてあの世へ再びお送りします。14、15日の盆中は、家族と同じ食事を3度お供えすることが多いようです。他にも、盆の入りには、仏壇の前に精霊棚(盆棚)をしつらえ、お供えをすることもあるようです。お供えとして有名なのは、爪楊枝や割りばしを足にして馬や牛に見立てた胡瓜や茄子ではないでしょうか。これらは、ご先祖様がこの世とあの世を行き来するのに使う乗り物に見立てたもので、この世に来るときは馬のように早く、あの世に帰るときは牛のようにゆっくりとの願いからきていると言われています。それ以外にも様々なお供えがあり、ご先祖様の好物を供えることも多いようです。

 

 

 

毎年恒例行事となっているお盆ですが、準備を行いながらご先祖様について考えたり、ご先祖様に喜んでもらえるようなひと工夫をしてみたりと、いつも以上に心を込めた準備をしてみてはいかがでしょうか。きっとご先祖さまも喜んでくださると思います。

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