桜について

2020/03/06
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3月に入り、様々なところで梅の花が咲いているのが見られます。梅の花がゆっくりと終わりに向かうと同時に、桜の開花が近づいてきています。今回は、その桜についてお話していきたいと思います。

お花見といえば桜を思い浮かべる方が多いかと思いますが、奈良時代の花見は梅が一般的だったそうです。当時、桜は神聖なものとされ、信仰の対象だったと言われています。その根拠として、民俗学的に桜の「サ」は田の神(稲の神)を表し、「クラ」は神様が鎮座する台座(神座)のことを表すことから、桜には田んぼの神様が宿ると言われていました。そのため、桜の花が咲くということは神様が下りてこられたと考えられ、豊作を祈願し、桜の花の下で酒宴を催し、歌や舞で神様をもてなして桜が散らないよう祈りを捧げました。

その後平安時代から、梅よりも桜が美しいとされ、日本で初めて嵯峨天皇が桜の木を植えて宴を催しました。それ以降貴族の間でお花見が人気となって広まり、その後武士や大衆へと伝わっていきました。これらが現在のお花見の起源ではないかと言われています。

 

桜は見るだけではなく、食にも登場してきます。結納や結婚式などで桜の浮いた飲み物を見たことがあるでしょうか。お祝いの席に登場する桜湯は、桜の花びらをひとつひとつていねいに塩漬けしたものを一度塩抜きし、茶碗に入れてお湯を注いだ飲み物です。これは、「花開く」様子が縁起物とされており、おめでたい飲み物として扱われています。お茶が出ない理由として、「お茶を濁す」や「茶化す」という意味に通じることから敬遠されているそうです。しかし、江戸時代初期までは桜の花が散る時に気持ちがさめることにつながると考えられ、桜の季節に婚礼を避ける風習などがあったそうです。良くも悪くも、桜は人々の暮らしに深く関わりながら存在してきたと言えるでしょう。

桜湯に使われている桜の塩漬けは、ほかにもお寿司や和菓子などにも使われることが多く、春を代表する食べ物といえるのではないでしょうか。

 

今年の桜の時期は、景色だけではなく様々な料理を通し香りや味で桜を楽しんでみてはいかがでしょうか。ご自分で桜の塩漬けを作ってみるのも楽しいかもしれませんね。

 

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